関三通り商店街で「子育て応援!商店街」プロジェクトがスタート!

7月17日、西新井駅から徒歩10分ほどの場所にある関三通り商店街で「子育て応援!商店街」というプロジェクトがスタートしました!

関三通り商店街と特定非営利活動法人 Chance For All(以下、CFA)がタッグを組み、『地域でこども達とその親達を応援しよう!』というこのプロジェクト。一体どのようなものなのでしょうか?

プロジェクト発足のきっかけは『こども達の居場所がない』という課題の共有
関三通り商店街は以前から『こども達の見守り』に力を入れており、4年ほど前には足立区で初めて商店街というくくりで「こども110番」のポスターを導入。地域として見守り活動をおこなってきました。
商店街にCFAが運営する学童保育「CFAKids 亀田校」ができてからは、季節のイベントなどを通じてこども達と商店街の交流も活発になっていったそうです。

CFAは昨年7月、学童保育とは別の施設として大学生が運営する「駄菓子屋irodori」を商店街にオープン。地域の中に『こども達の居場所』をつくることに、より一層尽力してきました。

それでも双方は『今のこども達は居場所がない』という課題を常に感じていたそう。
公園に行ってもボール遊びをしたら怒られ、仕方がなくこどもたちはマンションの下でゲームしていたりする…といった現状をどうにかしたいと考えていました。

また、狭い道路で車を避けながらベビーカーを押して買い物するお母さんの姿も度々見られ、こういった問題も解決したいと思っていたそうです。

そこで『地域としてこども達を見守り、日本で一番子育てを応援する商店街にしよう!』と一念発起し、商店街とCFA共同で実現したのがこのプロジェクトでした。

商店街に従来からあった「歩行者天国」をプロジェクトに活用
関三通り商店街は従来から歩行者天国の時間帯を設けていて、今回のプロジェクトではその時間やタイミングを増やすことで「子育て応援」を強化するとのこと。
車の往来を気にせずこども達が遊べるのはもちろん、前述した親世代の買い物のしづらさも軽減されます。

こども達が安心して自由に商店街を行き来し、商店街自体が遊べる場所になれば、こども達の『居場所がない』という問題の解決になります。
さらにこども達が楽しく遊んでいる間、大人達は馴染みの店で買い物をしたり、近くの銭湯でほっと一息つくなど、時間の余裕を作り出すことができます。
そして、大人達が買い物をする時間が増えれば、おのずと商店街も賑わっていきます。
地域の大人達みんなでこどもを見守ることが、それぞれのメリットに繋がる、まさにwin-win-winの関係が完成するのです。

他にも、商店街の各店舗には「子育て応援イベント」を運営するための資金を集める募金箱を設置。今後は定期的にイベントを開催し、こどもも大人も楽しめる暮らしづくりを強化していくとのことです。


その第一歩となるプロジェクトお披露目式典に地元のこどもたちや保護者が招待されました。

当日の会場の様子

式典開始の15分前には多くのこどもたちが集まり、元気な声が会場に響いていました。

関三通り商店街・理事長 豊田宏さんからご挨拶

「これまでも「こども110番」のポスターの掲示などを行ってきましたが、CFAさんとの交流がはじまり、これからはこども達を「みんなで」見守っていこうという話になりました。こども達がいる世帯は消費がコアな世帯でもあるので、これを機に商店街の活性化にもつなげていきたい。」

CFA代表理事 中山勇魚さんからご挨拶

「普段から関三通り商店街の方々には、下校時の声かけなどを通じこども達を見守ってもらってきました。今後はさらにもう一歩連携を深め、募金などでイベント開催するなどして、こども達や親が「楽しく生活」できることをやっていきたい。」

プロジェクト担当メンバー 井上さん(CFA学生チーム)からご挨拶

「こども達に喜ばれるもの、地域の方に喜ばれるものがどのようなものなのかを考えるのが非常に難しかったです。普段のirodoriでの活動や地域回りを通して地域の方、商店街の方と話していく中で少しずつ方向性を固めていきました。このプロジェクトが開始できたのは周りの方のおかげです。今後も商店街が盛り上げる様なイベントを企画しているので見守ってもらえると嬉しい。」

樽クラッカーによる鏡開き

「子育て応援商店街スタート!!」の掛け声に合わせて樽が割られ、同時に中から赤と銀のキラキラテープが飛び出しました。
こども達は大喜び、大人達からも思わず「おお〜!」と声があがっていました。

こども達から商店街へポスターの贈りもの

こども達が描いたポスターが商店街の24店舗に1枚ずつ飾られるそうです。
こども達からそれぞれどんな絵を描いたかの説明があり、「街をキレイにしているところ」、「夏祭りをしているところ」、なかには「ヒーローを呼びたい!」など個性豊かなさまざま絵が披露されました。
店舗ごとに飾られている絵が違うので、いろんなお店に行ってみたくなりますね!

商店街の方々からプロジェクトへ寄付の贈呈

豊田さんから中山さんへ寄付の受け渡しが行われました。

記念撮影

最後は参加したこども達で記念撮影。
撮影中にはバブルガン(大量のシャボン玉が出る銃型のオモチャ)が登場し、こども達は満面の笑顔に。撮影が終わった瞬間、シャボン玉に向かって走り出していました!

式典の後は、駄菓子屋irodoriの1周年を記念して、学童保育CFAKids 亀田校の前と駄菓子屋irodoriにて夏祭りが開催。
駄菓子を選んだり、かき氷マシンやスーパーボールすくいを囲むこども達は、本当に楽しそうな笑顔を浮かべていました。
それを少し離れた場所から見守る親達も、心なしか穏やかな表情に見えました。

関三通り商店街では今後ますます、こども達の元気な声と大人達の笑顔が増えていくことでしょう。
地域として「子育て応援」に乗り出した関三通り商店街の今後に注目です!

[ テキスト/写真 ]

あだちる運営スタッフ/特定非営利活動法人 Chance For All 様

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