【竹の塚劇団】第13回公演にて『貝の火のうた』を上演(2025年3月22日・23日)
2025年3月4日
竹の塚劇団の第13回公演『貝の火のうた』が2025年3月22日、23日に竹の塚地域学習センターにて上演されます!
公演概要
「今は兎たちは、みんなみじかい茶色の着物です」賢治さんのお話はいつも突然始まります。
「実に野原はいい匂いでいっぱいです」そしてどんどん進むのです。全く油断してはいられないのです。
昨年の「クラムボンとどんぐりと」は楽しかったです。今回の「貝の火のうた」もうたいっぱいのお芝居になりました。
賢治さんの言葉はそこにあるだけでコポンコポンとうたに変化していきます。私たちは「うまいぞうまいぞ」と言ってピンピン跳ねて歌うのです。見て聞いて笑って一緒に歌いましょう!
◆公演名:「貝の火のうた」
◆公演日時:
2025年3月22日(土)①18:00(開場17:30~)
3月23日(日)②14:00(開場13:30~)③18:00(開場17:30~)
◆会場:竹の塚地域学習センターホール
◆チケット:一般 1,000円 18歳以下無料
※未就学児入場可。チケットは日時指定です。
◆チケット販売窓口:竹の塚劇団、竹の塚地域学習センター、足立区内地域学習センター
問い合わせ:03-3850-3107(竹の塚地域学習センター)
yamanarunarumi@yahoo.co.jp(竹の塚劇団)
演出・山下芳子からのコメント
竹の塚劇団は小学生から大人まで、大きな家族のような楽しいメンバーが毎週土曜日夜(日曜の時もあります)に竹の塚センターで稽古してます。
年令が違えば好きな事も考え方も違います。でも、違うから面白い。どうして?なんで?と思う所から、他の人の想いや考えを知ることができるのではないのでしょうか。戦争はこの違いを認められない大人のケンカです。子どもたちは絶対しないケンカです。大人たちは、子どもたちがこれからの時代を楽しく生きていかれるようにしなければなりません。
前回と同じく、苦難の道を歩みながら沢山の詩や童話を生み出した宮沢賢治さんの作品を芝居にしました。小さな子ども達も楽しめるように沢山の劇中歌やわらべうたを入れました。あまり歌われなくなったわらべうたも多いですが、聞いて見て面白い!と思ってくれますよう心から願います。
メンバーには、お母さんに送ってもらう小学生、いつも忙しい中学生、受験を控える高校生、大学生はバイトをやりくりして?仕事が忙しいけど声を出すとスッキリするママさん、介護しながらもなんとか続ける人…みんなどこにでもいる普通の当たり前に暮らす人達です。そしてこの竹の塚センターは私達が集まれる大事な場所です。
地域で演劇しよう!表現することは、より楽しく生きる力を育てると思うのです。みんな違うから、面白さが沢山集まる。人間って楽しいなあ!そんな芝居を創りたいです。
竹の塚劇団について
2011年東日本大震災から半年後、生活する地域で大人も子どもも一緒に舞台を創ろうと始まった劇団です。
竹の塚地域学習センターを本拠地として年1回の公演を目指してレッスンを重ねています。
まさに大家族!同じ人はいない、一人ひとりが宝物です。