運営スタッフが行く!足立区体験レポート vol.8~後編~【納涼 遅祭2025】
2026年1月7日
こんにちは!あだちる運営スタッフです。
今回は『運営スタッフが行く!足立区体験レポート vol.8〜後編〜』をお届けします。
速いことが良しとされがちな現代で、あえて『遅』いことの魅力を発信するこのイベント。後編では、9月6日(土)に行われたイベントの様子をお届けいたします!
前編でも魅力的なイベントを多数ご紹介していますので、ぜひご覧ください!
運営スタッフが行く!足立区体験レポート vol.8~前編~【納涼 遅祭2025】
知恵を絞って『遅』くせよ!ミニ四駆を遅くゴールさせることに燃えるレーサーたち
この日1つ目のイベントは『ワイルド遅四グランプリ 畳上の野生大会 ~おいらにゃ獣の遅(ち)が騒ぐ~』というもの。ミニ四駆をどれだけ『遅』くゴールさせられるかを競う、
遅イズムの核とも言えるレース大会です。
前編でご紹介した「机上の空論大会」ではアイデア発表のみでマシンは走りませんでしたが、今回は実際にミニ四駆を使って『遅』さを競っていきます。
実行委員会のお二人からレギュレーションの説明があり、大会がスタート
通常はマシンの『遅』さを競うレースですが、今回は今までと少し趣向を変えたルールで開催。マシン自体を『遅』くするのではなく、コースに工夫を施して速いマシンをどれだけ時間をかけてゴールさせられるかを競う大会なんだそうです。会場には板材や発泡スチロール、分厚い漫画などが用意され参加者はこれらのパーツを組み合わせて、『遅』いコースを作っていきます。ちなみにどれだけ遅くてもOKですが、進まないのは失格となるそうです。
漫画などのパーツを組み合わせてコースを作成していく
まずは20分の試行錯誤時間が設けられ、参加者は実際にマシンやコースパーツを触りながら『遅』いコースを模索していきます。当日は幼稚園〜小学生の参加が多かったのですが、時間が経つにつれて同行していた保護者の方が白熱…!といった場面も多く見られ、大人も子供も入り混じって真剣に取り組む様子が印象的でした。
大人も子供も真剣にパーツを選んでいく
そしていよいよレース開始!各々のチームが考案したコースを3分以内に構築し、完成後マシンを走らせてタイムを競います。漫画を積んで坂を作り、距離と時間を稼ぐアイデアを複数のチームがトライしましたが、選んだ漫画が厚すぎたり傾斜をつけすぎるとマシンが詰まることが多く、同じアイデアでもパーツ選びやその場での判断力が問われる高度なレース展開となりました。攻めすぎるとゴールができなくて記録が残らないので、このあたりのバランス調整もレースの面白さですね。
参加チームの作成したコース
記録が出た2チームで決勝戦が行われ優勝者が決定!マシンがゴールした時には大きな歓声があがり、盛大な拍手の中大会が終了しました。
ライブ感が癖になる!無声映画に生命を吹き込む活弁
遅四グランプリの後は会場のセッティング変更が行われ、大きなスクリーンが登場。尾田直彪(おだたかとら)さんによる『遅活弁』のはじまりです。
活弁とは、無声映画に登場人物のセリフや場面状況、物語の筋書きなどをスクリーンの横に立つ活弁士が解説する映画上映スタイルのこと。尾田さんは現役最年少の活弁士として、活弁旋風を巻き起こすべく精力的に活動していらっしゃいます。
今回はレース競技を扱った作品の上映や、スピード感のある映画を見ることで相対的に『遅』の良さを感じる試みをされたりと、遅祭らしいラインナップを披露されました。
実際に活弁を聞いてみると、映画を見ているというよりは漫才や落語を聞いているようなライブ感!観客の笑い声などの反応も含め、その場にいる全員が参加する新しい映画鑑賞スタイルだと感じました。
また、尾田さんの語りはハキハキとしているものの、心にスッと入る穏やかな聴きやすさがありリラックス効果も抜群。遅四グランプリで白熱した体をクールダウンしていくようで、極上の心地よさがありました。
すべての作品上映が終わり、最後に実行委員会の挨拶でイベントが終了。『遅』のイベントらしいまったりした空気の中、笑顔と拍手で締めくくられました。
左から 遅四グランプリ実行委員会副会長 三原回さん、同会会長 島本了多さん、活弁士 尾田直彪さん、イベントプランナー 本屋しゃん
終わりに
前編・後編にわたり『遅祭2025』の様子をお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。
ただのんびりするだけじゃなく、『遅』のために全力で取り組むからこそ、そこに新たな楽しみを発見できるこのイベントの面白さが伝わっていたら嬉しいです。
今後の関連イベントにご興味がある方は、ぜひ遅四グランプリ実行委員会のInstagramを覗いてみてくださいね。
お読みいただきありがとうございました!